いくつかXのアカウントを運用しているのですが、そのうちの一つで有料のXプレミアムに加入してみました。
旧Twitter Blueですね。
まだ加入して数日なのですが、今のところ感じているメリットについて書いておこうと思います。
加入したプラン
簡単に説明しておくと、Xプレミアムには以下の3つの有料プランがあります。
- ベーシック(368円/月)
- プレミアム(980円/月) ←今回はコレに加入
- プレミアムプラス(1960円/月)
Xプレミアムの中に「プレミアム」というプランがあるのが分かりにくいのですが…
今回はその「プレミアム」に加入しています。
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無料プランとの主な違い
無料プランと有料のXプレミアムの大きな違いとしては、投稿できる文字数が挙げられます。
通常のXでは1回のポストで全角140文字(半角280文字)までしか投稿できません。
しかし、Xプレミアムでは全角12,500文字(半角25,000文字)の長文が投稿できます。
また、ポスト後に投稿内容を編集することも可能です。
さらに、「プレミアム」と「プラミアムプラス」のプランでは、ポストにブーストがかかり、他のユーザーへの表示回数が増加しやすくなります。
要するに「おすすめ」に出やすいということです。
Xプレミアムに加入して感じたメリット
ここからはXプレミアムに加入して感じたメリットについて挙げていきたいと思います。
大きく3つあり、伝えたい内容が伝えられること、「いいね」がつきやすくなったこと、アナリティクスが役立っていることです。
それぞれについてもっと詳しく説明します。
【メリット1】文字数制限がなくなったのが便利すぎる
私が感じている一番のメリットは文字数制限なくポストできることです。
140文字の制限があったときは、文章を削ったり、他の単語に置き換えたりしなければならず、この作業にけっこう時間を取られていました。
本当に伝えたい内容が表現できないことも多々ありました。
このようなデメリットが全てなくなったのは非常に便利です。
それから、あくまで個人的な意見なのですが、一つのトピックを漏れなく必要なことだけ伝えるのに最適な文字数というのは500~1000文字くらいだと思っています。これ以上の文字数では蛇足になりがちです。
しかし、ブログなどで数百文字しか書かないと、検索エンジンから低評価されて上位表示されず誰にも読んでもらえないということになります。
読んでもらうためには余計な内容も付け足して、上位表示させる必要がありますが、読み手からすると鬱陶しい文章になってしまうというジレンマがありました。
Xの検索は新着順でソートできますから、文字数や内容に関係なく、ユーザーに表示することができます。
不十分でもなく過剰でもない文章を伝えることができるというのも大きなメリットだと思います。
【メリット2】過去ポストへの「いいね」が増えた
「プレミアム」と「プラミアムプラス」のプランに加入しているとポストがより多く表示されやすくなります。
ただ、これに関しては「増えたな」という実感はあまり持てていません。
というのも、投稿する内容によって表示回数に大きく差がありますから、比較のしようがないのです。
とはいえ、「いいね」と「リポスト」は増えている気がします。特に過去のポストに「いいね」がつきます。
今まで「最新」でしか表示されていなかったポストが、「話題のツイート」にも表示されるようになったことが原因かと思います。
実際に投稿直後でも、キーワード検索したとき、たいていのポストが「話題のツイート」に表示されている感覚はあります。
Xの検索結果はデフォルトの表示が「話題のツイート」ですから、この効果は大きそうです。
【メリット3】アナリティクスのデータが便利
プレミアムではアナリティクスも利用できます。(かつては無料プランでも使えていましたが現在は有料プランでのみ提供)
インプレッション、いいね、フォローなどの種別ごとに、ユーザー層(性別や年齢)が分かるのが便利です。
特にマーケティングや集客でXを使用する際には、ターゲットとする層にきちんと届いているのか確認する必要がありますから、必須機能ともいえます。
例えば、女性向けの商品を扱っているのに、男性にばかり表示されていることが分かれば、ポストの内容を変更するべきという判断がしやすくなります。
ちなみに今回、私がプレミアム加入したアカウントで提供している仕事の顧客の男女比は1:9で女性のほうが多いです。
そして投稿のインプレッションのデータを見ると70%が女性ということが分かります。
現状の顧客の男女比率は最適だと思っていますから、Xの投稿内容をもう少し女性向けにしたほうが良いのかなという判断ができます。
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認証マーク(青いバッジ)が付くまでの期間
Xプレミアムに入ると名前の横に認証マークがつきます。青バッジと呼ばれているあれです。
しかし加入してすぐに付与されるわけではなく、審査がされます。
この期間は2~3日間くらいとネット上では言われています。
私の場合は木曜日の午前中に加入し、土曜日の午前中につきました。
土曜日の朝5時くらいに見たときはついていなかったのですが、11時くらいに見たらついていたので、その間の時間についたのだと思います。
なので48時間くらいなのかもしれません。
認証マークがついてもフォローされやすいわけではない
認証マークはかつては著名人や企業の公式アカウントにしかつかなかったので、付与されることでイメージが良くなって、フォローされやすくなったりするのではないかと思っていました。
しかし、特に変わりませんでした。
認証マークに対するイメージは人によってかなり変わるようです。
友人に聞いてみたところ、「マークの有無を気にしたことがない」という人もいました。
また、認証されると収益化ができるので、「青いマークがあるとインプレゾンビだと思う」という人もいました。
ネットを見るとこのイメージを持っている人はけっこう多いようで、マークを非表示にできる機能があったときは、あえて非表示にしていた人も少なくなかったようです。
なので公式っぽさや、きちんとしたイメージのために認証マークが欲しいという理由だけでプレミアムに入るのは、あまり意味がないのかもしれません。
Googleの検索結果に表示されるか?
今回、Xプレミアムに加入した理由の一つにGoogleの検索結果にアカウントが表示されるようになることへのを期待がありました。
というのも、数ヵ月前までは私のアカウントはインデックスされていたのです。
なのでキーワードによってはポストしてから数日は検索結果の1ページ目に表示されていました。
しかし、何を血迷ったのかユーザー名を変更してしまい、それから1ヵ月ほど経過してもインデックスされないままなのです。
検索結果に出ていたときは、集客につながるようなキーワードでポストしていませんでした。
なのでそういったキーワードでのポストが検索結果に表示されたら、どのような影響があるのか分からないのです。
それをどうしてもテストしてみたいと思っているので、早くインデックスしてほしいのですが…
今のところはインデックスされる気配がありません。
他のアカウントを見ていると認証マークがついている人ほどGoogleの検索結果にも表示されやすいように見えるのですが…
関係ないようです…
ただし、長文ポストができるようになりましたから、それによって良い影響が出るかもしれません。
変化があればまた報告したいと思います。